Taroの日記

考えたことを書いていきます。

自分がやっていたことを語れなかった。〜大学院生、物理学を語る

 

東南アジアを2ヶ月放浪してきた友達が帰ってきた。

彼は経済学を専攻していた。オーストラリアにワーキングホリデー?していたため、今は大学4年生。

 

色々話してくれた。見てきたもの、体験したこと、考えたこと。格差のこととか、歴史のこととか、社会主義のこととか。

面白かった。すごいなって思った。すごく羨ましいと思った。

 

「Taroは2ヶ月なにしていたの?」

 

僕が答えられたのは、研究してたよ。と、就活もちょいちょい始めたかな。くらい。

彼が2ヶ月旅して色々なことを学んで、体験していた間、ぼくは何をしていたのだろう。

 

物理学の研究はそれなりに、真面目にやっていた。そこから得られたものは絶対にあるはずだ。だからこそ、彼はやっていなくて、自分がやっているこの物理学のことを語れなくてはダメだ。

 

でも、上手くできなかった。

自分がやってきたことを、ちゃんと語れるようになりたい。

 

物理学とは。

自分がやっているものを見つめなおしてみる。

 

 

 

 

 

WHY

「人間が、不快から遠ざかり、快へ向かう」

学問の根本的な目的はこれだと思っています。

 

不快の向かう先とは、”死”。 快の向かう先は、それに反するもの

つまり、人間が「生き残る」ために学問はある。

 

 

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Children of Men (2006) 

 

 

 

 

HOW

”どうやって”

「人間が、不快から遠ざかり、快へ向かう」

その方法の一つとして

「自然を予測し、コントロールする」

という方法がある。

 

 

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Armageddon (1998)

 

 

 

  

WHAT

”なにで”

「自然を予測し、コントロールする」

 

それが、物理学(科学)だ。

物理学は「自然を予測し、コントロールする」ためにある。

 

 

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back to the future (1989) 

 

 

 

 

 

 

 

これが、物理学だ。

と、へなちょこ大学院生が語ってみました。

 

 

 

 では、三つ目の大きな問題(人類の未来には何が待っているのか)について考えなくてはならない。

人類の未来。もし我々が銀河で唯一の知的存在であるとすれば、我々が生き残り、生存し続けることを確実なものにしなければならない。だが我々は、歴史上でも最も危険な時代にさしかかっているようだ。人口、そして地球という惑星における有限な資源の使用量は、指数関数的に増加している。技術的な発展は、環境を良い方にも、悪い方にも変えることができる。しかし、我々の遺伝情報は利己的で攻撃的な本能を保ったままだ。この本能は、かつては生存に有利に働いていた。今後数百年間に発生するであろう災害を逃れるのには、十分ではないだろう。数千年、数百万年については考えないにしても長期に生存できる可能性は、この地球上にとどまり続けることではなく、宇宙に広がってゆくことにかかっている。

 こういった大きな問いに対する答えによって、我々がこの数百年間で大きく進歩を遂げたことが分かる。しかし、次の数百年も進歩を続けようとするのであれば、我々の未来は宇宙にある。だからこそ有人(manned)の、いや有人(personed)の宇宙飛行を支持しているのだ。

 私は人生のすべてをかけて宇宙を理解しようとしてきた。これらの問いに対する答えを見つけようとしてきた。私は非常にラッキーだった。障害がそれほど深刻なハンディキャップではなく、それどころかこのおかげで他の人々より多くの時間を知識の探求のために費やすことができたと思う。 最終的な目標は、宇宙に関する理論を完成させることである。

 

我々は順調に進歩を続けている。ご静聴ありがとうございました 

 

 

 

人類は生き残らなければならない。

 

 

 

 

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