ぼくの速度ベクトル
結局ぼくはどこに向かうのか。
ひとつの説明会、ひとつの本や映画、ひとつの会話、
それで自分の進んでいく方向が、ガラッと変わったりする。
自分なりには、自分がする選択というのには必ず根拠を持たせています。
「自分は〜〜な人間で、〜〜をしたいと思っているから、〜〜という選択をしています。」
面接で「なぜ?」って聞かれるから、若干無理やりかもしれないけど
何かがきっかけで、その前提が間違っていると気づく。それは大体、人と話したりするときに多いです。
社会は〜〜だと思っていた。けど違った。
会社は〜〜だと思っていた。けど違った。
あの社員は〜〜だと思っていた。けど違った。
あの仕事は〜〜だと思っていた。けど違った。
自分は〜〜な人間だと思っていた。けど違った。
自分は〜〜が合う人間だと思っていた。けど違った。
自分は〜〜になりたい人間だと思っていた。けど違った。
人生では〜〜が大切だと思っていた。けど違った。
こんなことが、毎日のように起こる。
就職活動で一番つらいのはこれです。
揺るぎなく正しいものがないとぼくは非常に不安になります。今まで物理学に惹かれていたのもそういうのが理由だと思います。
物理学は揺るがないものだと今でもぼくは思っています。けど、その絶対に揺るがないものから道筋を立てて、自分の就職活動の選択まで導くのは遠すぎて複雑すぎて無理です。人間の活動は、素粒子の振る舞いと全然違いました。
とにかく、自分が正しいと思っていた前提が変わりまくって、自分の選択も変わる。
せっかく方向も決まって、速度もついてきたところで、いきなり外力が加わりその速度ベクトルが大きく違う方向を向くみたいに。
なにかのきっかけがなければ、そのままの方向だし。
運良くor運悪くきっかけがあれば、方向がガラッと変わる。
説明会で座る席、乗り換えの電車そんな些細なことから、そのきっかけに出会えるか出会えないか決まっている気がする。
ものすごく不安になります。結局ぼくはどこに向かうのか。
こんな感じです。↓
論理は君をAからBへ到達させる。想像は君をどこにでも連れて行く。
物理学者のアインシュタインはこう言ってる。うーん。
なんか、こう一皮むけるべき時がきたのかな。笑
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