知らないことを知らなかった
「人類の知識のふち」のエントリの絵
すごく、はっとしました。
考えてみれば、高校生を卒業したときの僕は
であったとはおもうのですが、
本当は、こうではなくて
こうだった気がします。(グレーの部分は”無”を表現しています。)
「知らないこと(白い部分)が、たくさん”存在してる”ってことを、知らなかった」
ってことです。
もうすぐ、大学も卒業ですが、
物理学科で4年間で学んだことって、まあそれなりにあるんですが
「知らないということを知れた」
というのが、一番の収穫なのかなと思います。
自分が知らない範囲がどれだけのものか、
おそらく、自分が想像している以上に人類の知識のふちって広がっていると思うけど
物理学、特に原子核物理学にちょこっと触れて見ることで、その広がりがとてつもなく大きいってことだけはわかりました。
もう一つわかったのは、
「生きているうちに、すべてを知ることは不可能」
ということです。
だって、ぼくの一生かけても物理学の原子核分野だけでも、知ることは出来ないのに、そんなのできっこありません。
知らぬが仏とも言いますが、”知らないこと”を知れたことは良かったと思います。