プロダクトライフサイクルってなんなの?就活生の謎
こんばんは。今日はひとつ面接を受けてきました。ベンチャー企業は早いです。
就活を始めてからよく聞くようになった、PDCAサイクルというワード
どの会社の説明会でも、PDCAを早く回していく回していく。これが僕達のやり方ですって。
大学でとった、経営学入門とかでも確か出てきたような。
今日の面接でも、何回か出てきて
一体なんなんだそれは。そんなに大切なものなのか!!
と、
でも、なんとなーくだけわかってきました。PDCAサイクル - Wikipedia
世の中予想通りにはいかない。ってことなんですね。
今日の面接官の人が、仮説と検証って言葉を使っていて納得。
物理の実験も同じだなと、思いました。仮説と検証。
シミュレーションと実験結果が合わない。その系統誤差の原因を潰していく。僕らがしていることです。仮説と検証、実験結果の考察だけじゃなくて、普段の研究でもそう。電子回路設計して、実際に作ってみたら、思うように動かなかったり。
教授によく怒られていました。
僕「この装置の挙動がおかしいんです。」「実験結果がおかしいんです。」
教授「それは元々どうあるべきなんだ?お前の予想はどうなんだ?」
僕「・・・」
予想通り、思い通りに行かないときには、自分が考えられていない要因が働いている。または、前提が間違っている。
その原因を判明させなければ、問題(思い通りにいっていない)は解決しない。
それを判明させるためには、ちゃんと筋立てて予想をしておかなくてはならない。なぜ、そうなるのか?を。
例えば
「質量mの物体Aに力Fを加えていったら、時間と変位のグラフはこのようになるはずだ」
という予想。その予想を”運動方程式”を元に立てる。
けど、実験結果と予想が合わない。なぜだ?
原因は、力F以外に”空気抵抗”が働いてしまっているからだったりする。
そしたら、空気抵抗も考慮してまた運動方程式を解けば良い。
それか、空気抵抗をなくすために真空中で実験しちゃえば良い。
これでやっと予想どおりの結果がでる。
結局、
自然の動きや人々の行動、 全ての未来を予測することができる。
ようになればいいんですね。
だけど、それは無理。だから、実際に試してみる。だけど、予想と違う。そしたら、その原因を考えて、改善する。
という、PDCAの概念だけはわかった気がします。なんで大切なのかもようやくわかった気がします。
世の中予想通りにはいかない。
だからこそ、いろいろやってみなくちゃなと思えました。ブログの記事も、自分がたくさん読んでもらえると思っても読んでもらえない。逆に大したことないやつが読まれる。
そもそも、元々予想なんてできないのかな。
もし、未来を100%予測できる世の中になったら。どうなるんだろう。
そしたら、統計学は最強の学問じゃなくなりますよね。