世界って、思ったより階級社会だよ。
就職活動、なめていました。てへぺろ(って感じじゃなくけっこう凹んじゃってます。)
就職支援サイトの人に、エントリーシートの添削をしてもらう。
そして、どんどん本物の自分でなくなっていくのがわかる。ありのままの自分では、社会では通用せずどこにも雇ってもらえないことを悟る。こうやって馴染んでいくんですね。
今日、大学の先生(担当教授ではない)に相談に乗ってもらいました。マイノリティな選択をしようと思っているが、自分の心でも迷いがあるってことを。
その先生は、偶然にもぼくと近所の人です。神奈川のまあ外れのあたり。中学校が隣だったり、ぼくの通っていた公立中学校がけっこう荒れていたりしたことも知ってたり、高校もお互い県立の進学校だったり
つまり、ぼくの育ってきた”世界”を知っている大人です。
授業でも2年くらいお世話になっていたので、ぼくのことをよくわかってる人でした。
世界って、思ったより階級社会だよ。
自分の階級から飛び出すには相当な覚悟がいるよ
ってアドバイスが一番響きました。
ここで言われた”階級”って、縦だけに限らないで、横にも広がっている感じ。
縦に優劣があるって言いたかったわけじゃなくて、おそらく”それぞれの世界”があるって意味なのだと思います。
大人になれば、自分とは全然違う世界にいるんだなって人にたくさん出会うらしい。
ぼくの”世界”ってどんなのなんだろう。
多分、高校の友達のほとんどは同じ”世界”にいるんだと思う。大学では、”ちょっと違う世界”にいる友達もいたと思う。例えば、社長の息子で、今はMBA取りに留学してる友達とか。
今になって思えば、小学校中学校では、”全然違う世界”にいる友だちの方が多いかもしれない。当時はそんなに気が付かなかったけど。日能研行っている子もいれば、タバコ吸っているような子もいました。
実は一人旅が好きで、ゲストハウスってところに泊まったりすることがあります。
そういう性もあり、今までいろんな人に会ってきました。ミュージシャンだとか、ジュエリー屋さんだとか、ハーブティーの店長さんだとか、雑誌の編集長だとか、デザイン会社の社長さんだとか、フリーターの人だとか。色々。ぼくの進路の選択肢に一切上がって来なかった人たち。特に、ミュージシャンとかアーティスト系の人の子供とかを見るとこういう子が将来のアーティストとかになるのか〜。って思ったり。
ネットでももちろんそう。というか、ネットは特に違う世界の人と遭遇します。(逆に空想の世界な感じで実在している感はあまりないんですが)
そして、就活でも。
いつかもこんなことを書いていました。
アメリカの大学??に通う、コンサル会社内定2社受かっちゃってる就活生と出会って思ったこと。世界って本当に分断されている。 - Taroの(就活)日記
なにが言いたいって言うと
要は、ぼくはベンチャー企業に新卒で行くような人(そういう世界の人)ではない
ってことです。
実はひしひしと感じていたんです。ベンチャー企業の就活をしていると今までつるんできた友達とがらっと雰囲気が変わってることに。
自分なりには、将来ちゃんと働いていけるために合理的に判断してベンチャー企業って感じで考えていたんですが。この選択はどうも、自分の階級(世界)から飛び出すってことになりそうです。
だからこそ、今日の先生の言葉が響きました。相当覚悟を決めないといけないのかも
今、自分がいる世界って決して自分で掴んだものなんかではなくて、きっと生まれた瞬間からもう配属されてるんだと思います。やっぱり、自分の世界の中で生きていくのがいいのかな。分をわきまえるって大切って言いますもんね。その方が幸せなのかもしれない。
ちょっと方向転換するかもしれません。
突然PVの桁が2桁も上がって動揺しています。一瞬の出来事で、嵐はすぐ去ると思うのでこれからも細々とやっていきたいと思います。こんなブログに足を運んでいただきありがとうございました。