Taroの日記

考えたことを書いていきます。

インターネットはなんですごいのか(結論)

Frederic_Remington_smoke_signal

Remington, Frederic

”情報とは”で書いたように

五感を使い、生物は周りの”状況を知り”、未来への行動を”判断”する。

このときに受け取っているもの、それが”情報”

というように考えました。

これを踏まえて、「なぜインターネットはすごいのか」を考えてみたいと思います。

 

 

 

 

「あそこにシマウマがいる!」

という(視覚)情報を得て、ライオンはそいつを捕まえようとする。

これが単純な、”情報”を用いた”快”(美味しい)への近づき方です。

 

・・・

 

「川沿いの大きい木の下にシマウマがいたよ!!」

と、”他のライオン”が 教えてくれた とすると

 

教えてもらったライオンは、

自分で”直接”感じていない(情報を得ていない)のにそのシマウマを食べることができます

 

 

 

自分で”直接”感じていないのにです。

 

 

 

他の個体とコミュニケーションが取れる生物は、得た情報を”共有”することができます。

 

この”共有”という行為によって、生物はより不快から快へ近づくことができます。

 

たとえば、「木の下にシマウマがいたよ」はもちろん。

「ライオンの匂いがする!逃げよう!」とシマウマの群れの誰かが気づけば、みんな死(不快)から逃れることができます。

 

 

自分が感じる情報が多ければ多いほど、未来への行動の判断がしやすくなります。

(目で見て、耳で聞いて、体で感じて、匂いを嗅いで、味を感じて)

 

しかし、自分自身が感じることのできる範囲には限界があります。

(光・音波・空気分子が届かなければ、見ることも聞くことも匂いを嗅ぐこともできません)

 

そこで、生物は”情報を共有”することによって、自らが得る情報を増やし未来の行動への判断材料としています。より快へ近づける方向へ進めるように。

得られる情報は多ければ多いほうが良いです。(シマウマの群れの行動から風向きなど)

 

 

 

人間に関しては、昔は”直接コミュニケーション”をとっていただけですが(姿が見える、声が届く範囲だけで)

その範囲を一気に拡大したのが、手紙、電話、のろし?などの、情報伝達手段です。

 

 

インターネットは、この情報伝達手段の中の一つということになります。

 

 

インターネットは、他の”道具”と比べてと考えることにしていましたが、道具の中のさらに、”情報伝達手段”の中で比べて考えた方がよさそうですね。

 

 

 

ここにきてやっと、「なぜインターネットがすごいのか」というのがわかった気がします。

インターネットは、”情報の共有力”がほかの何と比べて圧倒的に大きい。だからすごいんですね

 

一度に考えるのは無理だったため、たくさんのエントリに分裂してしまいました。また、ここまでの考えはひとつのエントリにまとめてみたいと思います。